11月17日（金）金沢市に対して「介護保険制度の実態を訴え改善を求める要望書」の提出と交渉を、介護福祉利用者と家族の会とやすらぎホーム入居者家族会、社会福祉法人やすらぎ福祉会の共同で行いました。金沢市側からは山口和俊福祉保健局長と岩井隆之介護保険課長、前田俊彦課長補佐の３名で対応いただきました。
要望は、制度の抜本改正を国に求めることや、金沢市としての独自の救済策の具体化、介護職員の確保と具体化の大きな3つの柱です。
介護者家族からは、物価高騰の上に保険料が高くて生活が苦しい実情を訴え、「国に伝えるだけでなく、市として独自の施策を出して欲しい。」と要望しました。施設職員からは、在宅利用者が食費を節約してやりくりしている状況や、職員不足で、今後の見通しが持てない実情を訴え、改善を強く求めました。
市からは「実情を伝えていただいてありがたい。特に人材確保に関しては来年の介護報酬改定が焦点となる。全国市長会を通じて国へ要望しているところ。」と応えました。
