昨年末、岸田政権は「安全保障関連３文書」を閣議決定しました。これまでの専守防衛を180度転換するもので、日本の軍事大国化を内外に表明する重大な憲法違反とも呼べる行為です。ロシアによるウクライナ侵略や、中国、北朝鮮による軍事脅威を口実にした軍事費増大の一方で、全世代型社会保障では高齢者をターゲットにした社会保障費削減が矢継ぎ早に実行され、介護保険制度は史上最大の改悪が狙われています。日本経済は冷え込み、労働者の賃上げが進まない中で、物価や燃料が高騰し続けています。そのような中、新型コロナウイルス感染症がかつてない広がりを見せ、年末年始を第8波で迎えましたが、政府からは有効な対策がほとんど示されていません。
まさに歴史の岐路とも呼べる時代、私たちは社会保障を全体的に充実させる運動をさらに強めなければいけません。今年の新春社会保障講演会は、介護の社会化を求めて生まれた介護保険制度の過去と現在を見つめ直し、さらなる充実に向けた運動のあり方をさぐるために「介護保険のいまとこれから ～私たちが選択する未来～」と題する講演会を開催します。当日は会場参集のほか、オンラインでも参加可能としますので、ぜひお気軽にご参加ください。
2023年 新春社会保障講演会
「介護保険制度のいまとこれから ～私たちが選択する未来～」
講師： 鈴木 森夫さん（公益社団法人認知症の人と家族の会代表理事）
と き ２０２３年 ２月１１日（土） １３時３０分～１５時３０分
ところ 石川県地場産業振興センター 本館３階 第3研修室（定員６０名）
※講師の参加はオンラインになる場合があります
【ご注意ください】当日は新型コロナウイルス感染症対策に十分に配慮願います。体調不良の方は参加をお控えください。県内の感染状況によっては会場参加を中止する場合があります。あらかじめご了承ください。
お申込みはこちらのフォームからどうぞ⇒ https://forms.gle/19XsKcbdLQNP2Pm87
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