2月11日(土)に石川県社会保障推進協議会の新春社会保障講演会を開催しました。冒頭に松浦健伸代表委員が挨拶し、「岸田政権による全世代型社会保障は、憲法に保障された基本的人権の尊重を全く無視し、逆行
するかたちで進んでいる。介護保険制度は重要なテーマ。本日は、厳しいたたかいに備えて力を蓄える機会にしたい。」と挨拶。今年のテーマは「介護保険制度のいまとこれから~私たちが選択する未来~」として、公益社団法人認知症の人と家族の会の鈴木森夫代表理事に講演いただきました。
当日は会場とオンライン合わせて100名弱が参加。会の歴史を知る事とともに、介護保険制度の変節によって、当初の理念であった「社会化」がどんどん遠ざかり、本当に当事者にとって使い難く、厳しいものになっていることを紹介されました。昨年末には史上最悪とも称された改悪案を広範な人々とともに先送りさせた運動にも積極的に取り組まれたこと。オンライン署名の予想を超える反響と若い世代にも介護問題が切実となっている現状を知ったことなど、運動で政治は変えられることを訴えられました。
※当日のオンライン・音声環境の不備のため大変ご迷惑をおかけしました。改めてお詫び申し上げます。
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